冬虫夏草で手術が取り止めに。飲用中止後も再発なし
東京都東村山氏 林智恵子さん
・気力のようなものがわきおこった
そんな追いつめられた気分の中で智恵子さんは、知人に冬虫夏草の濃縮エキスを飲んでみたら、とすすめられた。
冬虫夏草成分を液体抽出したもので「青海冬夏泉」と名づけられたそれは、中国・青海省(チベットとの境の西蔵高原を抱える土地)の製薬工場で作られ、輸入されている。
「一瓶10ミリリットル入りのものを一回二本ずつで一日三回飲みました。冬虫夏草なんてはじめて聞く名ですし病院の薬でもありませんので、気休めくらいの気持ちで飲んだのですがーーー。
ところが、二、三日目から、あら!というような効果がーーー私、入院前から全身がどうしようもなくだるくて起きていられないほどだったのですが、冬虫夏草で気力のようなものがわきあがってきたんです。負けていられないって」
一カ月目。「担当の先生たち、レントゲン写真を見ながら“おかしい”と首をひねっているんです。医学的な処置はまだ何もしていないのにどうしたんだ、と不思議な顔でおっしゃってーーー。
最初診断されたときは、大きく膨れ上がって真っ黒いかたまりに映ってたのですが、それが小さくなりかかていることがわかったのです」
・前日に手術が取り止めに
手術日はなかなか決まらず、以後三週間継続的に検査がつづけられた。そしてついに三週目のある日、一週間後に手術と告げられた。
「私もいよいよかと覚悟を決めまして、手術前日には風呂に入り体を清めて手術に備え、身体に新しい管が入れられました。
ところが手術当日ーーー担当医が病室に現れて“手術は取り止めにします。このままでもう少し状況をみましょう”とおっしゃったんです。私、一瞬頭の中が真っ白になってしまいまして、言葉も出ず、ただ涙だけがーーー」
黒く映っていた部分が消え、透き通っていることが、直前のレントゲン写真で明らかになったのである。
一週間後、智恵子さんは退院した。
「一年間は、月一回検査に通うという条件つきでしたから“仮釈放”というところです。でも、その後何事もなく一年が過ぎまして“無罪放免”になりました」
・飲用中止後も再発なし
智恵子さんは入院中も退院後も一日六本の冬虫夏草濃縮エキスを飲み続けたという。
「検査入院中も退院後も私には治療らしいことは何もありませんでしたので、頼れるものは冬虫夏草だけだったのです。それだって薬ではないわけですし、ですから祈りながら飲むんです。助けてって。
私、仕事がら高価なアクセサリーが大好きでそういうものばかりに目がいっていたのですが、今では冬虫夏草が一番になってしまいました。
“冬虫夏草”と呼ばれるものは日本産も含めて三百種類もあるそうなんですが、漢方医学で本来冬虫夏草というのは、中国、チベットの高山でコウモリ蛾の幼虫に寄生したキノコだけを指すということで、その本物である冬虫夏草はとっても高価なのです。
でもね、私にとっては命の支えですから、今では宝石以上の価値があるの」
・体力の土台を作った冬虫夏草
無罪放免のあと智恵子さんは、冬虫夏草を一日四本に減らして飲み続け、再発に注意しながらファッション関係の教室で教えるなど、発病前と同じように活動している。四年後には一日二本に減らしたが、再発のきざしはなく、二年前みずからもう完全に再発の危険なしと判断して飲用を中止した。
もちろんいまも再発の気配さえなく、ハツラツと飛び回っている。
「本当は一日一本でも飲み続ける方が安全なのかもしれませんが、何も飲まなくても大丈夫という自信がほしくてやめてみたのです。
そしたらその後いまにいたるまでまったく元気そのものでーーー五年間飲みつづけたことで体力の土台ができあがったみたいなんです。まあ、いざとなれば私には冬虫夏草がある、という心強さも支えになっているようですがーーー」
智恵子さん本人と入れ替わるように、今冬虫夏草の飲用は彼女の周辺に広がりつつあるという。
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